近年、スーパーフードとして注目を集めているヘンプシード。
植物性たんぱく質や食物繊維、鉄・亜鉛などのミネラルを含むことから、毎日の食生活に取り入れる方も増えています。
今回は、漢方薬剤師として多くの方の健康をサポートしてきた髙城千絵子先生に、ヘンプシードの魅力についてお話を伺いました。

髙城千絵子
薬剤師
漢方薬剤師になった背景
漢方と本格的に出会ったのは、薬学部5・6年生の実務実習がきっかけでした。
当時は病院や調剤薬局で実習を行っており、その中でステロイド治療を受ける患者さんと接する機会があり、教科書で学んでいた副作用を実際に目の当たりにしたことで、「家族に勧められないことは、自分の仕事にもできない」と感じるようになりました。
その後、実習で訪れたのが漢方薬局でした。
実習で初めて漢方薬を調剤した際に作ったのが葛根湯です。飲んだ瞬間に体が暖かくなり、『漢方ってこんなにすごいんだ』と感動したのを覚えています。
この体験を通して、思いが一層強くなり、漢方薬剤師の道へ進むことを決意しました。
古くから人々の食生活に重宝されてきた「麻子仁(ましにん)」
先生がヘンプシードに注目する理由の一つは、人々の食生活との深い関わりにあります。
実は、ヘンプシードは漢方では麻子仁(ましにん)とも呼ばれ古くから食されており、
私自身も麻子仁(ましにん)に触れる機会も多く、ヘンプシードは魅力のある素材だと感じています。
また、植物性たんぱく質や必須脂肪酸、食物繊維などを含む食品として、毎日の食生活にも取り入れやすい素材だと考えています。
ヘンプシードは栄養面からみて魅力的な素材だと感じています。
ヘンプシードはどんな方におすすめ?
ヘンプシードは「食生活の栄養バランスが気になる方」「食物繊維を意識して摂りたい方」「毎日のすっきり習慣を意識したい方」「腸活を始めたい方」 に取り入れやすい食品です。
実際に多くの方を見ていると腸の状態は、毎日のコンディションと深く関わっていると感じています。だからこそ、まずは食生活から整えることが大切だと思っています。
漢方で用いられてきた麻子仁も、食生活や体の「潤い」を大切にする考え方の中で知られてきた素材の一つです。
食生活や水分補給など、毎日の生活習慣を見直しながら、植物由来の栄養を含むヘンプシードを日々の食事に取り入れていただくことをおすすめしています。
おすすめは「朝」にとりいれること
ヘンプシードを朝の習慣として取り入れています。
ヘンプシードには植物性たんぱく質が含まれているため、朝の栄養補給にも取り入れやすい食品です。朝にたんぱく質を意識して摂ることで、その日一日の食生活を見直すきっかけにもなります。毎日無理なく続けられる習慣として、ヘンプシードをおすすめしています。